行事報告等

晴れやかに、巣立ちの日~令和3年度第74回卒業証書授与式

 梅の香かおる佳き日、第74回卒業証書授与式が挙行され、卒業生276名が巣立ちの時を迎えました。卒業生・保護者のみなさまには、大変おめでとうございます!お祝い

 感染症拡大防止のため、昨年度同様、1・2年生は各教室にてリモート動画視聴という参加形態です。

 式典は卒業生呼名から総代・澤口彩花さんへの証書授与に始まり、続いて73名の3カ年皆勤生徒が表彰されました。校長式辞では、コロナ禍にあって行事等規模縮小の相次ぐ中、明るくたくましく学校生活を牽引してくれた卒業生たちを讃える言葉がありました。続いて井上惠津子同窓会みどり会会長様ならびに澤口昌伸PTA会長様から心のこもったご祝辞を賜り、陽光のもと、凜とした空気の中で式が進行。式の終盤、在校生代表の生徒会長・伊集院早希さんの送辞に答えた、卒業生代表の前生徒会長・茂木智帆さんの答辞には、この3年間で関わった全ての人々との思い出と感謝の言葉が綴られていました。「3年間毎日お弁当をありがとう」のくだりで堪えきれず震える涙声に、会場も教室にも感動の波が静かに広がっていきました。会場を出て行く卒業生の1人ひとりを拍手で見送る担任団の姿も印象的でした。
 最後のLHRを終えたあと、部活動等の後輩たちが「短時間・飲食なし・密回避」などのルールを守った小さなセレモニーで卒業する先輩たちを祝う様子が、校舎内外のそこかしこで見られました。

 

  

 

 

 

 

 

令和3年度・同窓会みどり会入会式が行われました

 令和4年2月28日(月)午後1時、本校体育館にて同窓会みどり会入会式が行われました。本部役員ご列席の中、新たに276名の卒業生が同窓会に仲間入りするセレモニーです。井上同窓会みどり会長様から「同窓会の目的は、母校の教育に貢献することと会員相互の親睦を図ること。太田女子高校の卒業生として、また、同窓会みどり会の会員として誇りをもってご活躍ください」との式辞をいただきました。併せて、みどり会を象徴するような、瑞々しい若草色の卒業証書ホルダーが記念品として贈呈されました。新入会員を代表し、卒業生の金岡希実さんがお礼の挨拶を述べました。 

 

 

 

 

 

2学年主権者教育・講演会を開催しました

 令和4年1月18日(火)5限、太田市選挙管理委員会からお二人の講師にお迎えし、2学年対象に主権者教育講演会を開催しました。

 「そもそも選挙って...?」の問いかけに始まり、日本の選挙制度の歴史や選挙の種類、参政権年齢の外国との比較、低投票率とその問題点など、丁寧な解説をいただきました。途中、選挙や投票に関するクイズも折りまぜていただき、政治と選挙の関わりや主権者としての在り方について楽しく学ぶ時間となりました。

 2学年の選挙管理委員会メンバーと各クラス委員長は講師の方のお話を対面で伺い、投票啓発運動ののぼり旗や本物の投票箱も目にすることができました。感染症対策として、その他の生徒たちは各クラスにて講演を視聴する「リモート形式で実施しました。

 早速この夏の参院選で選挙権を行使する年齢の生徒たちもおり、どの生徒も真剣に講演に聴き入っていました。

《生徒感想》~事後アンケートより

 ・途中でクイズも始まったため、楽しく学べました!投票の仕方や18歳になった時の権利や責任についても学べました。

 ・選挙・政治への関心が高まりました。選挙権をもつようになったら、しっかり学び投票に行こうと思います。

 ・イギリスにおけるEU離脱を巡る投票問題について以前ニュースで耳にすることがあり、今後の社会をよりよくするためには、若者が選挙・政治に参加することが、結局一番手っ取り早いと感じました。投票に行くのが少し楽しみになった気がします。18歳になったら積極的に選挙に参加しようと思います。

 ・とてもおもしろい講演会でした。自分がもうすぐ迎える未来について、改めて考え方を深めることができてよかったと思います。知らなかった選挙システムなども知ることができ、自分がこれから社会を築いていく1人としてどういうことをすればいいのかについても学びを深めることができました。

 ・投票率が低いと一部の人の意見に偏った政治になりかねないことが分かった。私は絶対に選挙に行こうと思った。

  

代表者のみ対面で

不在者投票って?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真上段・左から ①代表者のみ対面で ②不在者投票って? ③教室からリモート視聴

写真下段・左から ①選挙トリビアクイズ ②さあ、答えはどれ?

 

   

R3年度予餞会

 令和3年12月23日(木)4・5校時に予餞会を実施しました。新型コロナ対策から、今年度は3年生のみが体育館に集合し、1・2年生は各ホームルーム教室でmeet中継での実施となりました。発表形式については、体育館ステージで発表した部活動が11団体、ビデオ録画で発表した部活動が14団体となり、各団体とも、お世話になった3年生への感謝の気持ちを精一杯表現しており、3年生からは多くの喜びの声が聞こえました。また、3学年職員からのビデオレターでは、普段と異なる職員の一面も垣間見え、体育館が大きな歓声に包まれ、大いに盛り上がりました。

 大学入学共通テスト本番まであと少し!予餞会で先生方・後輩達からもらった激励の言葉を胸に、ラストスパートで駆け抜けていこう太女3年生!

  

 

   

 

 

 

 

 

こころの声に気づく~令和3年度・2学年「こころの教育事業」実施

 令和3年11月16日(火)5時間目のLHRを利用して、標記の事業が行われました。本校スクールカウンセラーの小池順子先生より講話をいただき、その中で呼吸法・心の整理法を教えていただくというもので、2学年生徒たちは各HR教室にてリモートで参加・体験しました。

  
 演題は「感じていることをつかむ工夫」。自分の中にある気持ちや感じていること、不調のサインなどにまず目を向けて「気づく」ことが大切。ストレスが大きい時や自分のペースが取り戻せず上手くいかない時は、一旦「距離」を取ってみよう。イライラや怒りは6秒数えて待ってみる、誰かの力を借りることでストレスから「距離」が取れて自分の力が回復する、などストレスとの上手な付き合い方の工夫を具体的に教えていただきました。
 自分の感じていることをつかむ方法の1つとして、小池先生は「こころの天気」を描いてみる、というワークを紹介してくださいました。「日記にその日のお天気を記すような感覚で」試してみるのもあり、だそうです。描いたら眺めてタイトルをつけたり、説明や感想などを言葉にしてみると、隠れていたこころの声が聞こえてくるかもしれません。
 早速生徒たちは今の気持ちをワークシートに描いていました。
 分散登校でのリモート授業、修学旅行などの行事、テストや課題など、この2学期の日々を忙しく過ごしている2年生たち。正直「いっぱいいっぱい」な時もあるかもしれません。今日教えていただいた工夫を上手に採り入れつつ、どんな自分も受け入れて大事にしてほしいと切に思いました。

   なお、すでに1学年は5月25日に、3学年は10月19日に、それぞれ小池先生から同様の講話をしていただきました。(この事業は、群馬県教育委員会主催事業の一環として実施したものです。)