一人一人の個性を最大限に発揮する

 本校では、単に大学合格を目的とするだけでなく、自らの人生設計を描き自己実現を図る進路指導を目指しています。自己理解を促し社会的資質や行動力を高めることを目標とし、「自律博愛」の校訓のもとで将来社会に貢献できる人材となるために学業ばかりでなく部活動や学校行事にも積極的に取り組むことを目指しています。そして、時代を切り開く力を育成し、世界・日本・地域等のいずれの活動領域においてもリーダーとして活躍できる、総合的な人間力を備えた人材となることを目指しています。

「確かな学力」をつけさせるために

本校の授業、補習、進路行事等はすべて国公立大学、難関大学への進学に対応することを目指しています。


授業
 学力向上を確かなものにするために、思考力や表現力の育成と知識・技能の習得のバランスを重視し、課題発見や解決に向けた主体的で対話的な深い学びを実現するための授業を実践しています。
 国公立大学の受験に対応したカリキュラムを組み、その合格に必要なレベルの授業展開を行っています。令和4年度より、授業数を確保するために55分授業を実践することになりました。学びの時間が増えることで、より広い視野と豊かな教養を養うこととなり、
真の学力を育てたいと考えています。
 また、授業における少人数展開、幅広い選択科目の設定、総合的な探究の時間における分野別のゼミ構成等、生徒一人一人の個性を最大限に発揮することを主眼としています。教科の学習に限らず、志の高い多くの級友と協働しながら主体的に物事に取り組むことができる「太女生」を育てることを目指しています。


早朝放課後課外・土曜学習・特別課外
 1,2年生は授業内容の定着と深化を目的とした国語・数学・英語を中心とした課外および土曜学習を、3年生は大学入試への対応を考えた国語・数学・英語・地歴公民・理科の課外および特別課外を実施しています。平日の早朝や放課後、週末の休日、長期休業期間などを利用して行われますが、多くの生徒が自主的に参加し、確かな基礎学力と高度な応用力を養っています。

実力テスト・校内全員模試・校外模試
 学力の定着度を客観的に把握し、全国レベルでの実力を測るため、校内実力テスト(自校作成)、校内全員模試(業者テスト)、学校指定の校外模試を行っています。

自習環境
 生徒が自学自習できる力を重視し、自習環境を整えています。
 個別の仕切りが設けられた自習机34席を完備した図書館棟2階の学習室と、その隣の視聴覚室(100席)は平日の17:30まで開放しています。その他、進路資料室(40席)、大会議室(75席)、図書室(72席)も自習場所として整備し、これらを合計すると300席余りの自習机があり、多くの生徒が学習に励んでいます。
 進路資料室には、大学案内・受験要項・大学受験過去問題集などの進路資料やコピー機が完備されていて、進路選択や進路実現をサポートする環境が十分に整っています。

卒業生による合格体験談
 毎年、3月に卒業したばかりの卒業生(旧3年生)を招き、志望する学部・学科や部活動との両立など大学受験への取り組みを講義していただいています。内容は文理に分かれて、その年の難関大学の合格者を中心に卒業生を招いています。

難関大学対策
 優秀な生徒を更に伸ばすことに力を入れています。学力の高い生徒には1年生の時から難関大学を目指すことを積極的に薦めています。夏休みには難関大学受験ガイダンスを実施し、難関大学に対応した校外模試の受験を推奨しています。東大・京大・東北大などの難関国立大学の論述試験対策や、慶応大学などの小論文対策をはじめとして、希望者には全校体制で一対一の添削指導を行っています。