行事報告等

2学年修学旅行日記番外編①:旅行振り返り

 旅行翌日の10月22日(金)、疲れも見せず登校してきた生徒たちは、感想文を書きGoogleフォームでアンケートに回答したりしました。アンケートでは、時間の制約により、20%余りが事前学習は「あまりできなかった」「まったくできなかった」と回答していたものの、旅行全般については「とても楽しかった/ある程度楽しかった」との回答が100%でした。「時間に追われ、じっくり見学ができなかった」「駆け足の見学で、他の観光客に迷惑をかけてしまったかも」と過密スケジュールを悔やむ声も多く、準備期間も含め計画立案には反省が残りました。                                

 以下、全体を通しての感想のごく一部を紹介します。

 鉛筆天気に恵まれて、友達と協力していい発見ができた。3.11は恐ろしい影響をもたらしたが、「絆」の素晴らしさ     を感じるきっかけになったこと、亡くなった方が生きたかった今を(私たちは)生きていると実感することができた。この旅をこれからに活かしていきたい。[1組]

 鉛筆私自身、東北方面に行ったことがなかったので、今までにない環境、風景を見たり感じることができ、とても充実した日々でした。気温が寒く、体調の優れない人もいましたが、大きな事故もなく、周囲の支えてくださった方々には感謝しきれません。今回の経験で、津波の恐ろしさ、被害、家や大切なものや人を失った方々、亡くなった方々など、普段できていることが当たり前ではなく、恵まれていることを胸に刻み、感謝を忘れずに生活していきたいです。[2組]
 鉛筆あまり話したことのない子と仲良くなれたり、3日間ずっと友達と一緒にいられて不思議な感覚だった。良い息抜きができたので今度は気を引き締めて、勉強を頑張ろうと思う。

 鉛筆コロナ禍で、なかなか学校での思い出を作る機会が少ない中、高校生活最大の思い出が作れました。友だちとの仲も深められて、本当に楽しい時間を過ごせたので良かったです。[4組]

   鉛筆自分が描いた赤べこを見るたびに修学旅行を思い出すので余韻が残る。それくらい楽しかったです。みんなで2泊3日を過ごせて良かったです。[5組]

 鉛筆津波の被害を受けた地域の復興が進んでいたことが印象に残った。太女生の心のあたたかさを感じた。[6組]

 なお、新型コロナウイルスの影響下で修学旅行実施が叶わなかった先輩たちを思いやるコメントもありました。(「部活の先輩から、『たくさん楽しんでおいで!』と送り出してもらった、という話には、胸が熱くなりました。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2学年修学旅行日記③:旅行第3日・会津若松と大内宿

 あっという間に旅行3日目。紅葉ピークにはまだ少し早いものの、東山温泉の朝晩は冷え込みました。昨夜は小雨があがった後、露天風呂からきれいなお月様が見えていました。お風呂上がりにはコーヒー牛乳の自販機が生徒の人気を呼んでいました。

 さて、10月21日(木)朝8時半に宿を出発、まずは①赤べこ作り体験と②武家屋敷・鶴ヶ城見学の二手に分かれて最終日がスタートしました。会津地方の郷土玩具・赤べこは、厄除けのお守りや縁起物として長年愛されてきた民芸品。その謂われの説明を聞いた後、いざ筆をとり、見本を参考にしながら思い思いの模様を絵付けします。校長先生を始め、引率教員も生徒と一緒に挑戦、数分後には世界にたった1つのかわいい記念品が完成しました。

 武家屋敷では、会津藩の家老・西郷頼母邸を復元した施設を巡り、歴史的家屋や資料館を見学しました。続いては、武家屋敷からも小さく望むことのできた鶴ヶ城へ。美しいその姿を背景にクラスごとに集合写真を撮影、健脚の生徒たちは天守閣に登り、素晴らしい眺めを堪能することができました。

 

 鶴ヶ城に別れを告げ、昼食に会津伝統食・こづゆを味わったのち、帰路の途中で最終見学地・大内宿に立ち寄りました。南会津の山間部に30軒ほどの茅葺き屋根の民家(お土産屋)が建ち並ぶ、江戸時代の宿場町です。国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されたその町並みは歴史情緒たっぷりで、ちょっとしたタイムスリップ感を味わいました。10度を下回る山合いの外気温のせいか、軒を連ねるお食事処の「名物・ねぎそば」の看板が、たまらなく魅力的.....そんな中、ソフトクリームを頬ばる太女生を何人も発見!かわいい民芸品を最後のお土産にと購入する姿もありました。

 

  予定時間を30分ほど過ぎて太田に到着。両手いっぱいのお土産と思い出を携えて、生徒たちは家路につきました。   当初計画からは期間短縮・方面変更となりましたが、3日間の修学旅行には生徒たちの笑顔がたくさん溢れていました。随所に周囲を思いやる行動や礼儀正しさが見られ、さすが太女生!と感心させられる旅でもありました。乗り物に延々揺られたことや入浴が慌ただしかったこと、おしゃべりを我慢して食べた夕食も、高校生活の愉快なエピソードとしてくれることと思います。

 旅行実施に当たりまして、ご家庭のご理解とご協力、並びに旅行社他関係各位のご尽力に感謝いたします。

※この記事の画像をSNSにあげたり、ダウンロードなどは決してなさらないよう、ご配慮をお願いします。

 

 

2学年修学旅行日記②・旅行第2日・松島・仙台/猪苗代

 令和3年10月20日(水)旅行第2日は、クラス別見学の1日でした。

 早朝5:30、宿泊したホテル大観荘のロビーには部活動ジャージ姿の太女生たちが朝練のために参集しました。注意事項を聞いてから、各部活動ごとにそれぞれ駐車場へ繰り出します。徐々に周囲が明るくなってゆく中、約1時間にわたり柔軟体操やランニングなどで爽やかな汗を流しました。

 朝食後、ホテルを出発。松島湾を巡る遊覧船の旅では、潮風を受けながら美しい日本三景の島並を観賞しました。外海に出た途端、上下左右に船の揺れが大きくなってびっくり。船酔いで残りのクルージングが大変な苦行になってしまった人も。一方、いっときパラついた小雨が上がり、船上から虹を見られて幸運なクラスもありました。クルージングに前後して、伊達政宗公ゆかりの瑞巌寺・五大堂を見学。瑞巌寺山門へ向かう参道の松も津波の被害に遭って、その多くは根元から伐採されたとのこと。新たな植樹が施されていました。

 

 昼食は生徒待望の牛タンランチ!コース選びの段階から、全クラスが迷わず選んだメニューです。おなかいっぱい仙台の味覚を堪能した後はお土産購入、レジには銘菓『●の月』などを求める長蛇の列ができていました。

 午後は、3クラスずつに分かれて、仙台うみの杜水族館と猪苗代湖畔の野口英世記念館を見学しました。前者ではカワウソのぬいぐるみ、後者では展示室のアンドロイド英世が、それぞれ太女生の人気を集めていたようです。その後、日がとっぷり暮れた中、会津若松の東山温泉の宿舎へと移動しました。

  

 

 

 

 

 

 

工夫凝らして開催!令和3年度・球技大会

 令和3年10月27日(水)、球技大会を開催しました!種目は、キックベース・ソフトテニス・バレ-ボール・バドミントン・卓球の5つです。新型コロナ対策として、今年は学年別大会の形式に。リモート開会式での愉快な選手宣誓に始まり、午前中は3年生、昼を跨いで1年生、そして午後は2年生と、それぞれの部にわかれて順番に、学年内での対戦を楽しみました。空き時間は自学自習や学年行事(2年生修学旅行写真展ポスター作成)など、有効に時間を活用することとなりました。

 どの学年も試合は和気藹々と進行しましたが、特に盛り上がりを見せたのは3年生の部!受験勉強も佳境に入り、今月は4週連続の模試挑戦とあって、日頃の学習疲れを発散するかのように、どの競技も白熱した名勝負が展開されていました。なお、運営に当たっては、体育委員や関連部活団体、クラス会計係などが活躍。コロナ禍にあっても創意工夫と協力により「観るスポーツ」「躍動するスポーツ」「支えるスポーツ」の3拍子揃った大会が実現しました。 

2学年修学旅行日記①・旅行第1日・南三陸

 深まる秋、令和3年10月19日(火)~21日(木)の2泊3日で、東北方面への修学旅行に2学年生徒が出かけてきました!                                      

 入学直後から2ヶ月の臨時休業と再三にわたる分散登校、様々な行事の中止や規模縮小と、高校生活を制約と我慢の中で過ごしてきた2学年の生徒たちに、どうしても修学旅行を経験してほしいとの熱い思いから実現の可能性を探り、当初予定の広島・京都方面から東北方面に計画を変更。新型コロナウイルス感染症急拡大により、ぎりぎりまで様子を伺いながら緊急事態宣言の解除と県教委の承認を待った末、晴れて実現した旅行でした。

 6時間半バスに揺られて到着した最初の訪問地は南三陸。東日本大震災から10年、地震・津波による爪痕が痛々しく残る海岸沿いの一帯は、今も防波堤工事のためのたくさんの車両が作業中でした。震災講話とボランティア語り部さんによる浸水エリア案内に生徒は熱心に耳を傾けていました。

 鉛筆生徒感想:東日本大震災後、被災地を訪れることが初めてだったことに加えて、発生後のこの10年間テレビ番組での放映等で震災の被害について十分理解したつもりであったが、実際に現地の方の講話やガイドを聞いて、自分が理解していた東日本大震災の被害や被災者の方々の苦悩は全体のほんの一部だったことに気づかされた。

← 被災して屋上まで浸水した当時の防災庁舎遺構 

 

松籟祭2日目

昨日とは打って変わって晴天の中、松籟祭2日目が開催されました。

1日目に引き続き校舎内では各クラスの企画、展示が行われました。さらにパワーアップしたおもてなしでお客さんを楽しませていました。

集会所では運動部企画、ボール当てゲームやヨーヨー釣り、ストライクビンゴゲームなどが開催され、たくさんの生徒が訪れていました。

茶道部や競技かるた同好会の披露もあり、普段見ることのできない活動の様子が発表されました。

14時に校内公開は終了し、その後は最後のイベント後夜祭!

残念ながらコロナのために全校生徒が集まることは叶いませんでしたが、人気投票やカップルコンテストの結果発表と表彰、松籟祭準備・当日のスライドショー上映などが行われました。最後にはたくさんの風船を飛ばし、太女生みんなで盛り上がり、惜しみながら松籟祭を終えました。

人気投票結果

部・同好会の部 1位 クッキング同好会 「愉快なオタジョさんのグーチョキパン」

クラスの部 1位 3-4「注文の多い冥土カフェ」

      2位 3-1「Under the sea」

      3位 3-2「Snow white vs Witch」

特別賞 3-6 オープニングセレモニー「別世界まであと30秒」

  

  

  

  

松籟祭1日目

本日松籟祭一日目が開催されました。

午前中のオープニングセレモニーは残念ながら雨天のため放送での実施となってしまいました。

しかし、クラス企画紹介「別世界まであと30秒」、テーマ曲の放送で松籟祭開催に向けて大いに盛り上がりました!

装飾係は短い時間の中作品を仕上げ、生徒会企画のモザイクアートも体育館に飾られました。モザイクアートは全クラスで協力し、文化祭準備で出た廃材を利用してつくられたものです。

午後には校内公開が行われ、体育館で軽音楽部やスカバンド同好会、音楽部のステージ発表が、集会場でダンス部、書道部のパフォーマンスが行われました。観客は本校生のみですが、各団体に大きな拍手が送られていました。

校舎内では各クラスや部活動の企画が公開されました。体験やクイズ、ゲームなど各クラス個性あふれる発表となりました。

明日も一日太女全体で楽しみます!

 

 

 

  

  

職員研修会で赤十字救急法短期講習を受講しました

6月30日(水)期末テスト2日目の午後の時間を利用して、赤十字救急法短期講習会を実施しました。当日は日本赤十字群馬県支部から2名の講師を迎え、一次救命処置(心肺蘇生とAEDの使用方法)についての標準実技を指導していただきました。要救護者の発見から救急隊に引き継ぐまでの一連の動作を確認しながら、「強く・早く・絶え間なく」の胸骨圧迫を継続する実習を各職員が複数回ずつ経験することが出来ました。