カテゴリ:ソフトボール部
ソフトボール部 新チーム初試合
「笑顔 メリハリ 応援されるチーム」を掲げ、ソフトボール部は2年生4名、1年生5名の9人で新チームが始動しました。このタイミングで人数不足で合同チームを組む高校さんが多い中、太田女子高校は単独チームで活動しています。高校からソフトボールを始めた1年生もいるなかで、まずは8月23日から行われる夏季大会に向けて、試合ができるように基本的な守備練習、打撃練習、走塁練習を行ってきました。
その練習の成果を発揮すべく、7月13日(日)に長野県の戸倉体育館グラウンドに遠征し、70分の練習試合を3試合を行わせていただきました。主催者の方に毎年お誘いいただいている研修大会でもあります。
まだルールがわからない部分があるなかで、めまぐるしく変化するケースに対応しきれず、失点してしまう部分もありましたが、新チームとして課題が見つかるよい機会だったと思います。特に、初心者の3人は慣れない試合をよく戦いぬいたと思います。その初心者3人が、ゴロをアウトにできたこと、セーフティバントで出塁できたこと、選球眼で出塁できたこと、これはとてもすごいことです。当たり前のようで、当たり前でないプレーをこの時期に発揮できたことは、ぜひ自信にかえてほしいと思います。それに負けないよう、経験者、特に2年生がチームを引っ張る活躍をしてくれることがこれから楽しみな面でもあります。
また、プレー以外の面で課題が見つかったり、勝つために、試合を楽しむためには、どうしたら良いか、どんな練習が自分たちには必要なのかをミーティングでも話し合いました。一人ひとりの課題は数えきれませんが、焦らず、一つずつできるようになることが、来年のインターハイ予選で今年果たせなかったベスト4のチームに勝つことに繋がっていくと思います。そのためにも、今年度もエキスパート活用事業として外部から指導者がきて練習を支えてくれています。
9人単独チームであり、指導者がいて、練習できるグラウンドがあることを当たり前に捉えず、感謝の気持ちを忘れずに練習に取り組み「応援されるチーム」のために部員たち全員で頑張ってほしいと思います。
中学生のみなさん、夏の学校説明会や公開授業、ぜひ参加してください。太田女子高校ソフトボール部は、経験者・未経験者問わず一緒にソフトボールを楽しみたい、頑張りたい人を待っています。
研修大会の主催者の方、審判の方々、駆けつけてくれた保護者の方々、大変お世話になりました。引き続き応援よろしくお願いします。
ナイスゲーム!
6月14日、ソフトボール部はインターハイ予選2日目を迎えました。
相手は総体優勝の健大高崎。
春の大会では初回に一挙13点をとられ、3回ゴールドで負けた相手です。
しかし、あの日から太女ソフト部は確実に成長してきました。先週勝ち進んだ勢いとともに、この1週間は長く、濃い練習に取り組んでこの日を迎えました。
その太女らしさは初回から発揮され、健大相手にランナーを出しながらも初回と2回は0点で抑えました。強豪相手に0点で抑えられる展開は、非常にすごいことです。
判定の不運もあり、3回には一挙6点を取られましたが、その後の4回も0点で抑えた4回裏、相手の守備のエラーから得点のチャンスも作り、結果的に点は取れませんでしたが、何とか点を取ろうとする勢いを感じる展開でした。5回にも点を取られてしまい、結果的には5回コールドゲームで敗戦となりましたが、その「記録」よりも「記憶」に残る、ナイスゲームを選手たちは見せてくれました。
春季大会とはガラッと変わり、相手に臆することなく戦うことができました。
健大 00606 |12
太女 00000|0
負けて悔しさがないと言ったら嘘になりますが、最後まで「笑顔」で「楽しく」ソフトボールができたことが3年生にとっては悔いのないゲームになったと思います。3年生は、ソフトボールができて楽しかった、幸せだった、部活をやってきて良かった、と語ってくれました。
また、この試合を見ていた他校の先生たちからは、「いいチームになりましたね」「守備も、打撃も、投手力も上がりましたね」「見ていてドキドキする試合で楽しませてもらいました」とお声かけいただきました。とても嬉しいお言葉です。
3年生3人は引退し、ソフト部は新チームになります。
3年生は3人とも初心者でソフトボールを始めた部員です。そんな3年生が、高校から始めてもここまで戦えるということを証明してくれました。
ソフトボールをやったことがない中学生の皆さん、これから進路決定の時期になると思いますが、ぜひ太女に進学を考えている人は、ソフトボールに興味をもってくれたら幸いです。
そして、ソフトボールを続けようか迷っている中学生の皆さんも、ぜひ太女ソフト部の見学に来てください。
部活動の在り方、働き方改革など議論されている今の時代、部活動を通じて一つのことに本気になって、喜びを分かち合い、涙を流せるのは太女ソフト部の魅力です。
まだまだ太女ソフトボール部は、人間的成長を目的として、地域貢献を通して応援されるチームを目指します。
今まで応援していただいた学校関係者の皆様、保護者の方々、大会運営に携わっていただいた専門部の方々、審判の方々、ありがとうございました。
今後とも、太女ソフトボール部の応援、よろしくお願いします。
ソフトボール部 インハイ予選
6月8日(日)に、あずま総合運動公園にてインターハイ予選が始まりました。
負けたら3年生が引退、の大会です。
8シードの太女は、初戦を勝ち上がってきた高崎女子高校と対戦しました。
高女さんとは、合同練習や練習試合を数多くさせていただき
一緒に冬のトレーニングも取り組んだチームです。
また、練習試合では打たれることも多く、正直勝てた試合はない相手でした。
緊張感のあるなか迎えた初戦
初回から0点で抑え、3点を奪い、非常に良い入りでリードしていましたが、
5回の表に逆転を許し、試合の終盤でビハインドの展開になってしまいました。
しかし、6回の裏に1番バッターから始まる好打順で執念の5点をもぎとり、
7回表をしっかり0に抑えて10-6で勝利することができました。
高女 0130200 6
太女 311005× 10
文章では表せないドラマが2時間を超えるゲームに詰まった試合でした。
絶対勝てる、と思っていても、うまくいかない展開で不安や恐怖がよぎることがあったかもしれません。
それでも、最後の最後まで声を出し続けて諦めない姿勢が結果に繋がったと思います。
一番よかったのは、この試合を勝ちきって選手たちが涙を流し喜んだり、
選手同士称え合ったり、ねぎらい合ったり、笑顔で喜びを分かち合えたことです。
これは、本気で部活動をやってきた人しか味わえない喜びだったと思います。
私たちが練習してきたこと、トレーニングしてきたことを来週の健大戦でも見せてくれるでしょう。
次は14日(土)に、ベスト4をかけて健大高崎高校とあずま総合運動公園にて戦います。
応援よろしくお願いします。
ソフトボール部 インハイ予選前 壮行会
6月1日(日)に、本校大会議室を使用してインターハイ予選前の壮行会を実施しました。
日頃お世話になっている保護者の方々、コーチ陣の皆さんにお越しいただいて
1・2年生の決意表明や、3年生一人ひとりの決意表明をしてもらいました。
1・2年生からは、今までを振り返りながら3年生と味わった悔しさと喜び、その集大成として
最後の大会を3年生とともに、3年生のために勝ちたい、楽しみたいという思いを熱く述べてくれました。
3年生は一人ひとり、初心者でソフトボールを始めて感じてきたこと、部活動をやってきて辛かったこと、楽しかったこと、これまでの苦労、秘めた気持ち、保護者の方々や周囲への感謝、後輩への思い、単独でチームを組める素晴らしさなど、その場にいる全員が3年生のためにインターハイ予選を戦おうという気持ちにさせてくれる素晴らしい決意表明でした。
涙あり、笑いありの、素敵な時間を過ごすことができました。
後輩たちからは最後にプレゼントもあり、全員がまた一つになれた会でした。
保護者の方々、準備等ありがとうございました。また、ご出席いただき感謝申し上げます。
コーチ陣のみなさん、一緒にインターハイ予選に向けて残り少ない時間3年生のために今後も指導お願いします。
さて、いよいよインターハイ予選が始まります。
初戦は6月8日(日)13:00~ あずま総合運動公園
対戦相手は高女vs安総合の勝者です。
太田女子高校ソフトボール部の応援、よろしくお願いします。
中学生のみなさんへ
中学校でも合同チームを組むチームが増えていると思います。
高校でソフトボールを続けたいと思っている人、県内の公立高校で単独チームなのはごくわずかです。
太田女子高校ソフトボール部は、3年生が引退しても単独チームで大会に出場しますので、
ぜひ夏季大会や新人戦、足を運んでいただき単独チームの良さ、魅力、団結力を感じてください。
8月に学校説明会や、9月には学校公開を予定しておりますので、そちらにもぜひ足を運んでください。
お待ちしております。
ソフトボール部 高校総体
第60回群馬県高等学校総合体育大会ソフトボール競技が5/9(金)から行われました。
春季大会で8シードを獲得しましたが、シード権があるということ=追われる立場になるということ
であり、初戦の市立前橋高校さんとの対戦も、全く気が抜けるものではなく、
特に初戦はどの大会でも大変難しいものでしたので、非常に緊張感のある試合となりました。
自信をもって戦う、けれども慢心してはいけない、ということをチーム全体で確認し、
最後の最後まで気を抜かず、1点も取られることなく0-9の5回コールドで勝ちました。
市立前橋|00000|0
太田女子|2142X|9
次の日に行われた大事な一戦、私たちの目標は、ベスト4のチームに勝つこと。
それを気持ちだけでなく、気持ちで体現しようと練習試合を何度も重ねてきました。
結果は、3-10の5回コールドでの敗戦。
でしたが、途中まで4-1、ピンチの場面も抑えるイニングもあり、
点数では見えない選手たちの活躍がありました。
今までで一番良いピッチングができた選手、ポジショニングを指示できた選手、
ヒット制のあたりをアウトにした選手、ヒットを打てた選手、フォアボールでチャンスをつくった選手、
選手たちは、この大会で笑顔を絶やさず、非常に楽しいゲームができたと、振り返っています。
もちろん負けたことは悔しいですが、試合を楽しめるために、その一瞬の喜びのために、
苦しい練習や時期を乗り越えてきた選手たちには、インターハイ予選でさらに楽しい試合をしてほしいです。
「笑顔」で3年生がやりきれるように、残りの時間を大切に、泥臭く駆け抜けてほしいです。
高校でソフトボールを続けたい、やりたいと考えている中学生のみなさん、
全国大会や実業団で活躍することだけがソフトボールの楽しさではありません。
太田女子高校のように、勉強にも、部活動にも一生懸命取り組める環境で、ソフトボールに打ち込みませんか。
勝つことの喜びはもちろんですが、うまくなる喜び、切磋琢磨できる仲間がいる喜びを味わえるチームです。
できない悔しさ、負けた悔しさで本気で自分と向き合える経験ができます。
県立高校でも、進学校でも、上位チームと堂々と戦えるチームになれます。一緒に太女でソフトボールをやりましょう。