ナイスゲーム!

6月14日、ソフトボール部はインターハイ予選2日目を迎えました。

相手は総体優勝の健大高崎。
春の大会では初回に一挙13点をとられ、3回ゴールドで負けた相手です。

しかし、あの日から太女ソフト部は確実に成長してきました。先週勝ち進んだ勢いとともに、この1週間は長く、濃い練習に取り組んでこの日を迎えました。

その太女らしさは初回から発揮され、健大相手にランナーを出しながらも初回と2回は0点で抑えました。強豪相手に0点で抑えられる展開は、非常にすごいことです。
判定の不運もあり、3回には一挙6点を取られましたが、その後の4回も0点で抑えた4回裏、相手の守備のエラーから得点のチャンスも作り、結果的に点は取れませんでしたが、何とか点を取ろうとする勢いを感じる展開でした。5回にも点を取られてしまい、結果的には5回コールドゲームで敗戦となりましたが、その「記録」よりも「記憶」に残る、ナイスゲームを選手たちは見せてくれました。
春季大会とはガラッと変わり、相手に臆することなく戦うことができました。

健大 00606 |12
太女 00000|0

負けて悔しさがないと言ったら嘘になりますが、最後まで「笑顔」で「楽しく」ソフトボールができたことが3年生にとっては悔いのないゲームになったと思います。3年生は、ソフトボールができて楽しかった、幸せだった、部活をやってきて良かった、と語ってくれました。
また、この試合を見ていた他校の先生たちからは、「いいチームになりましたね」「守備も、打撃も、投手力も上がりましたね」「見ていてドキドキする試合で楽しませてもらいました」とお声かけいただきました。とても嬉しいお言葉です。


3年生3人は引退し、ソフト部は新チームになります。

3年生は3人とも初心者でソフトボールを始めた部員です。そんな3年生が、高校から始めてもここまで戦えるということを証明してくれました。
ソフトボールをやったことがない中学生の皆さん、これから進路決定の時期になると思いますが、ぜひ太女に進学を考えている人は、ソフトボールに興味をもってくれたら幸いです。
そして、ソフトボールを続けようか迷っている中学生の皆さんも、ぜひ太女ソフト部の見学に来てください。

部活動の在り方、働き方改革など議論されている今の時代、部活動を通じて一つのことに本気になって、喜びを分かち合い、涙を流せるのは太女ソフト部の魅力です。
まだまだ太女ソフトボール部は、人間的成長を目的として、地域貢献を通して応援されるチームを目指します。

今まで応援していただいた学校関係者の皆様、保護者の方々、大会運営に携わっていただいた専門部の方々、審判の方々、ありがとうございました。

今後とも、太女ソフトボール部の応援、よろしくお願いします。