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【アメリカ研修4日目】成長の姿がそこかしこに

 昨日の雨模様とは打って変わり、4日目は夏らしい空の朝でスタートしました。昨日行われたアメリカ独立記念日の花火観覧のため、昨晩寮に戻ったのが午前0時を回っていました。日本の花火と異なり、短時間にかなり多くの花火を打ち上げるため、生徒たちはその迫力に圧倒されていた様子でした。

 本日で授業は2日目となります。タフツ大学はゆるやかな丘陵地にあるため、生徒が滞在している寮から授業が行われる教室までは登り坂を上がっていきます。今日の陽気だと、教室に着くまでには汗ばむ程でした。

 授業は昨日同様、各教師の教室へと移動して行われました。1年生の参加者からは、「英語の内容が難しいけれど、聞き取れる内容もあって発言もできました。」と満足そうに語る声も聞こえました。すべてが英語で進む授業の中、彼女たちが一歩ずつ成長する姿を見られ、大変頼もしい気持ちになりました。

 午後は、ここボストンで活躍する日本人を迎えて講演を聞きました。講師は八代江津子さんで、ナンタケットバスケットの作製に携わっている方です。また、その他にも様々な事業も展開され、生徒たちへの今後の指針となる内容でした。アメリカでご苦労されたご自身の経験から、「アメリカでは出る杭は引き上げられる」という言葉も登場しました。

 夕食後は、寮にある運動場で、バスケットボール、テニス、バレーボールなどのスポーツで仲間たちとの交流を深めていました。

【アメリカ研修3日目】ハーバード大学へ

 昨晩は強い雨が降り、3日目は小雨が降る中でのスタートとなりました。そして、英語クラスは今日が初日です。
昨日行われたクラス分けテストの結果は校舎に入る前に伝えられ、生徒たちはそれぞれの教室へと別れていきました。

 教室では、スペイン、イタリア、ロシア、メキシコなど様々な国からやってきた同世代の若者たちと共に授業を受けました。
 ある教室ではアメリカの独立記念日(7月4日)をテーマに取り上げ、各国の記念日についてディスカッションしていました。また、「自分が自国の記念日に何かやるべきことを決めるとしたらそれは何か」をプレゼンするという課題も出されていました。教室で見学していて、大変興味深い内容だと実感しました。

 午後はハーバード大学見学です。生徒たちはボストンでの地下鉄に初めて乗車し、ハーバード大学のキャンパスへと向かいました。
 再び雨が強くなりましたが、ハーバード大学で現在学んでいる日本人大学院生の方を迎え、お話を伺うことができました。現在取り組んでいる研究内容や、高校時代にしておけば良かったと思うことなど大変有意義な内容でした。

 そして本日はアメリカ独立記念日。この日を祝福するために多くの花火が打ち上げられます。生徒たちは夕飯を早々に済ませ、この花火を見学するため会場へと向かっていきました。