2019年6月の記事一覧
インターハイ予選 結果(テニス部)
インターハイ予選の個人戦が5月18~25日にかけて行われました。
シングルスでは、前回に引き続き、部長の栗原、一年生の加藤がベスト16入りを果たしました。
ダブルスでは、前回のシードを生かして、栗原・境が2回戦・3回戦と快勝を重ねます。翌日への切符をかけた初日の最終戦では、同じく2・3年生ペアの前橋女子高校(第5シード)のペアと激突。ゲームを先取されては取り返し、先取されては取り返しの一進一退の攻防の末、ゲームは6-6のタイブレークに突入しました。献身的なストロークに支えられ、大事なポイントで積極的なボレーを仕掛けた結果、7-6(4)でこの対戦を制し、ベスト4入りを決めました。
時を同じくして、反対側のブロックから、3年生同士の柿沼・小片ペアが2回戦を突破すると、3回戦では前回大会の団体戦で敗れている選手を擁する共愛学園のペアと対戦。前半は0-2でリードを許し、危うい立ち上がりとなりましたが、第3ゲームを粘り強いプレーでこらえ、何とかこのゲームを奪います。が、再びリードを許し、3-4と追い込まれていきます。再挑戦に燃える二人はここ一番という場面で息の合ったプレーを展開。長い長い第8ゲームを取り切ります。後半は勢いに乗り、6-4で勝利しました。初日の最終戦では、インターハイ予選のシングルス優勝者を擁する市立太田のペアと対戦。質の高いボールでストロークから猛攻を仕掛けてくる相手に対し、二人は積極的なボレーで応戦。この日一番のボレーが冴え渡り、徐々にこの鍔迫り合いに打ち勝つと、ノーシードから破竹の勢いで勝ち上がってきた二人はゲームを連取。6-3で勝利し、ベスト4入りを果たしました。
ベスト4に2ペア残るという快挙。それに加え、前回大会は柿沼・小片を倒したペアに栗原・境が勝利して入賞を果たしましたが、その栗原・境が前回大会で接戦の末に敗れた市立太田のペアを今度は柿沼・小片が倒すというドラマティックな勝ち上がりとなりました。
出場した14人全選手が本戦まで残れたことに加え、3年生が引退となる最後の大会に「ベスト4に2ペア入賞したこと」、さらには「その2ペアの心身一体ともいえる勝ち上がり」、あるいは「高校からテニスを始めたある3年生の最初で最後の本戦シングルス1勝」など、本当にたくさんの成果が見られた大会となりました。
応援ありがとうございました。選手の皆さんおめでとうございます。
【結果】
◎シングルス
ベスト16 栗原麻由、加藤あかり
◎ダブルス
第3位 栗原・境
第3位 柿沼・小片