カテゴリ:理科研究部 地学班

日本古生物学会 高校生ポスター優秀賞受賞

オンラインで開催された日本古生物学会第171会例会にポスター発表で参加しました。

ササラダニ化石の研究を発表し、見事高校生ポスター優秀賞を受賞することができました!

大学の先生や研究者の方々が参加する古生物学会という場でこのような賞をいただけたことを大変光栄に思います。

夏から始めた研究でありますが、講師の先生を始め、ダニの専門家である法政大学の島野教授、電子顕微鏡をお借りしている自然史博物館、その他たくさんの方々に応援をしていただいたからこその結果と考えています。

来年夏の全国総合文化祭に向け、ますます研究を発展させるべく頑張っていきます。

第69回群馬県理科研究発表会最優秀賞(理科研究部)

先日行われた理科研究発表会の結果発表があり、「ササラダニ化石の研究」が地学部門の最優秀賞をいただきました。

本校理科研究部地学班が最優秀賞をいただくのは3年連続です。

来年度の全国総文へ参加できることとなり、部員一同、ますます研究に励んでいきたいと気持ちを新たにしています!

電子顕微鏡写真撮影(理科研究部)

令和3年12月19日(日)、群馬県立自然史博物館へお邪魔して、ササラダニ化石の電子顕微鏡写真を撮影してきました。

ササラダニはたいへん小さいため、化石を拾い出すのは学校の双眼実体顕微鏡で行いますが、細かい特徴を捉えて議論を行うためには電子顕微鏡写真が必須なのです。

電子顕微鏡の機械を操作するのは最初慣れずに大変でしたが、回数をこなすうちにスムーズに作業できるようになりました。

中にはササラダニ化石でないものもありましたが、状態のよいササラダニ化石が拾い出せていたこともわかり、みんなで喜びあいました。

先日の島野教授の指示通り化石の横向きの写真なども撮影し、研究を前へ進めることができたと思います。

これを元に、次は古生物学会でのポスター発表に臨みます!

法政大学教授来校(理科研究部)

令和3年12月18日(土)に、法政大学の島野教授に研究を指導していただきました。

島野教授はダニ学・原生生物学の専門家で、日本でも有数のササラダニの研究者です。著書に「ダニ・マニア」「ダニのはなし」「ダニが刺したら穴2つは本当か?」などがあります。

今回特別に本校まで足を運んでくださり、本校理科研究部地学班が化石の採取に取り組んでいるササラダニについてご教授くださいました。

まずササラダニの分類(どこに着目して種を判定するか)について教えていただき、その後実際に図鑑とササラダニの電子顕微鏡写真を見比べて同定を行いました。

ダニについての初心者である私たちに、たいへん丁寧に指導していただき、また、今回の研究について「歴史に名を残そう!」という力強いお言葉までいただきました。

たくさんの方の協力を得て研究が進められることをとてもありがたく思っています。

日本学生科学賞群馬県審査優秀賞

中学生、高校生を対象にした日本学生科学賞の群馬県審査において、地学班の「クモヒトデ骨片化石の研究」が優秀賞を受賞しました。

3年前に先輩方が始めたクモヒトデ骨片化石の研究ですが、資料採取場所を変え、分析方法を改良して研究を続けてきました。

前例のない研究でしたので手探りで進めることが多かったのですが、全国総文祭、学生科学賞、日本地質学会と様々な場面で評価をしていただけたことを嬉しく思います。

これからも地道な研究を進めていきます!