文芸少女折下ふみかの華麗なる冒険 その44

2026年3月24日火曜日をもって、わたしたち太女生にとって2026年度が無事終了しました! ぱちぱちぱち。通知表もいただきまして、一年間のわたしの学業成績を振り返ると、愕然とするところもありましたが、次年度に向けてのよい発奮材料になるなと前向きにとらえることにして、春休みに突入します。
3月1日の卒業式で先輩たちを送り出し、物寂しい思いに囚われつつ、学年末の残りすくない日日をすごしてゆきながら、今度はクラス内に「友達と離れるのが怖い」「不安だ」なんて声が溢れかえるようになりました。新学期が始まるという、ポジティブとネガティブが混ざりあうこの時期……わたしは、お腹を痛めていました。おそらく不安から……。
また、終業式への不安とは関係ないことではありますが、つい最近、気分が最高潮に達したその瞬間、ソファーの足に小指をぶつけました。痛すぎて、軽く5分くらい悶えていました。
そんなこんなで不幸なこともありましたが、幸せだったことももちろんありました。贈り物として描いていた絵が、歴代最高の出来になったり、今まで描けなかった構図を描けるようになったり……イラスト関連でないものといえば、そんなに交流が無かった子と話してみたら凄く盛り上がったり、太田高校との探究合同授業で太田生と会話が弾んだり、本当に多くの幸せがありました。
些細なことであろうと、幸せは幸せ。一個一個の幸せを噛み締めれば、ちょっと大きな不安も乗り越えられるとわたしは思っています。
これから入学してくる新一年生の皆さんがこれを読んでくれていたならいいな、と思います。太女に入学してから、勉強、友人関係、家族……沢山のことで、みなさんはこれから悩むかもしれません。わたしもそうでした。今でも沢山悩んでいます。それでも、こうして一年を乗り越えたのです。それは、ただ悲しいことや自分の悪いところに目を向けるのではなく、「こんな楽しいことがあった」「この時幸せを感じた」と、些細な幸せに目を向けたからです。もちろん、ずっとそうでは駄目だけれど……思い詰めすぎないように、という意味です。わたしにとっては「文芸少女折下ふみかの華麗なる冒険」を続けてきたこともおおきな自信になっています。
日常生活の中に、ささやかな幸せを見つけるのって、案外楽しいものですよ! ぜひ試してみてください!
そして「ふみかの冒険」をこれからもよろしくお願います。