アメリカ研修 第3日 報告

3 日目 2016 年 7 月5 日(火)

 

研修三日目は、雨模様の中スタートしました。気温は 24℃ほどで昨日より過ごしやすい気候でした。連日の疲労で朝バタバタしてしまった生徒達もいましたが、プログラムに遅刻することはなく、みんなの緊張感の高さが伺えました。

 

本日はオリエンテーション後、クラス分けの発表がありました。太田女子生徒のクラスは Intermediate という中級クラスで、高校生のなかでもレベルが高いとのことでした。クラス分けは決まったものの、ほかの留学生の到着日の関係により、6 日(水)に正式なクラスが発表される予定です。生徒からは、「他国留学生の自由奔放で積極的な様子に圧倒された」「先生が面白く楽しかった」、という声が聞こえました。語学学校での授業は9:00~10:30、10:45~12:15 の 2 コマ構成で、授業回数は残り 3 日間しかありません。明日の授業では留学生に負けないよう持っている力を発揮してほしいと思います。

 

※オリエンテーション・授業の様子

 

  

午後のアクティビティは 2 人の講師によるレクチャーでした。1 人目の講師は、日本語を含め8 か国語を操るコミュニケーションコンサルタント“ケリアン先生” で、企業の国際化をサポートする会社社長として世界のトップたちと活躍されています。それぞれの国の文化と言語の構造的な違いを踏まえどのようにコミュニケーションすべきかという内容をお話しいただきました。少々難しいところもありましたが大変興味深いトピックで生徒達も深くうなずき、時には驚きの表情をしながら聞き入っていました。2 人目の講師は、現地日本人企業家の松川原氏に、変化の激しいこの時代どう対応すべきなのか、高校生であるみんなは何をするべきなのか、という内容を企業家の目線で熱くお話しいただきました。
連日の疲れがピークに達しながらも必死にメモを取って質問をしていて、徐々に積極的になっています。

 

※午後アクティビティの様子

 

 

夕食~就寝時間までは留学生たちと思う存分交流できる時間帯です。この時間をどのように使うかでどんどん差が開いてきます。あるグループは留学生や寮スタッフのいるテーブルを探し一緒にご飯を食べて話をしていました。前日に仲良くなった留学生たちに紙風船をプレゼントして日本文化を紹介したり、UNOをしたりするグループもいます。寮主催のイブニングアクティビティーに参加した生徒たちは、留学生たちと市内散策に出かけ有意義な時間を過ごせたようです。疲れていても一歩一歩前へ確実に進んでいる生徒たちを見て、引率の先生方とともに大変うれしく思っています。

 

※夜の交流の様子

 

 

疲れはピークに達しているようですが、体調不良を訴える生徒はいません。明日でボストンでの生活も半分過ぎ慣れてくる頃ですが、気を緩めることなく残りの研修をつくりあげたいと思います。