アメリカ研修 第2日 報告

2 日目 2016 年 7 月4 日(月)

 

研修二日目、前日の夜が遅かったので、寝坊してしまう生徒がいるかと心配していましたが、全員ほぼ問題なく集合時間である 10:45 に集まり予定通りプログラムを開始することができました。湿度はあまり高くないですが、気温は 31 度まで上がり暑くて青空が広がる一日となりました。独立記念日の為、様々なイベントが開催され、アメリカのイベントの中でも重要な日です。朝から市内の警備も非常に厳しく、お祝いを締めくくる花火が終了するまで寮内に入ることができませんでした。

 

朝食(プラスチックカップに入ったシリアル、パン、オレンジジュース、牛乳)を受け取り、寮スタッフであるセイラさんに案内いただきながらボストン市内を観光しました。
朝ご飯は近くの公園で取りました。祝日のためか多くのボストン市民や観光客が芝生の上でリラックスしています。アメリカには野生のリスがたくさん生息しており、それを見た生徒は目を輝かせながら追いかけていたのがとても微笑ましかったです。

 

※朝、寮の前にて。

 

  

その後、初めてボストンの地下鉄に乗りフリーダムトレイル(アメリカ建国の歴史を辿るツアー)の最終地点である“バンカーヒル記念塔”へ。この塔へは階段を使用して頂上まで登ることができ、高さは約67m・階段数は294 段もあります。前日の疲れも残っているのでさすがに登りたい生徒は少数だろうと思っていましたが、なんと2/3 が挑戦することとなりました。さすが10 代、まだまだ元気が有り余っているようでした。ようやくの思いで登りきるとそこからはボストン市内が見渡すことができ、写真をたくさんとっていました。

※地下鉄ホームにて。

 

 
※バンカーヒル記念塔前にて。

  

  

次に、米国船コンスティテューション号という、今でも航行可能な世界最古の戦闘艦を見学しました。船内を散策したりセーラー服を来た水兵さんに勇気を出して写真をとったりと楽しむ姿が見受けられました。

※コンスティテューション号とともに。

 

  

そして、フェリーに乗ってフードコートやお土産屋さんが立ち並ぶ“クインシーマーケット”へ行きました。ここではそれぞれ昼食をとりお土産などを買ったりして楽しんだようです。早速、ボストンの有名なクラムチャウダーやロブスターロールを食べた生徒もいました。

 

おなかがいっぱいになった後はアメリカ最古の公園であるボストンコモンへ行きました。
花火が終了する夜11 時までこの公園で過ごすことになったのですが、同じ寮に住んでいて、明日以降のクラスメイトになるであろう他国留学生も同様に集まっていたので、早速交流を開始しました。それまでは長時間のツアーで疲れていたのですが、交流となるとみんな一気に元気になりました。最初はなかなか声をかけられないでいましたが、誰かが一人、また一人と留学生の中に入っていくと、周りの生徒もどんどん挑戦し始めました。サッカーをしている仲間に入ったり、ゲームをしたり、外国語を教えてもらったりと、かなりアクティブに行動していました。ここである程度顔見知りなれたので明日からの授業も比較的スムーズに受けられるのではないかと思います。今後が非常に楽しみです。

※他国留学生との交流場面。

 

 

22 時半からようやく花火が始まりました。日本のものにひけをとらない花火にみんな大興奮。その後寮へ戻り、明日の準備をして一日が終わりました。

※見えづらいですが、花火の様子。

 

 

本日も長い一日でしたが、独立記念日という一大イベントを体験できました。日本ではあまりない厳重警備に、改めて日本の治安の良さを感じるともに、世界の政治・経済の中心であるアメリカの現状を目の当たりにすることができたと思います。これも大変貴重な体験なので今後にも役立てられるのではないでしょうか。

 

明日から英語授業が開始します。日本で受けたプレイスメントテストの結果はどうなのか、クラスメイトはどんな人たちなのか、授業についていけるのか、と期待と不安でいっぱいだと思いますが、本日の交流場面を見て彼女たちなら絶対にうまくやっていけると信じています。明日も元気な顔を見せてくれることを期待しつつ、2 日目の研修報告といたします。