アメリカ研修 第8日 報告
8 日目 2016 年7 月 10 日(日)
いよいよボストン出発の日。予定通り8時にバスへ乗り込みニューヨークへ向かいました。皆、前日まで留学生との交流と荷物のパッキングに勤しんでいたので約 4 時間の移動中、車内はとても静かでした。
予定通りにニューヨークに到着し、まずはタイムズスクエアで各自昼食をとりました。アメリカは現在夏休みの為、全米各地からの観光客でニューヨークは混んでおり特にタイムズスクエアは様々な人種や言葉が飛び交っていました。観光客目当ての大道芸人やスリも多くなるのでいつも以上に注意を払わなければなりません。1 時間の集合時にはお土産の袋を持っている生徒もちらほら。お昼もそこそこに買い物をしていたようです。初めての場所にもかかわらずどんどん行動しており、さすがボストンの研修を乗り越えただけあってガッツ・自信が感じられました。
※タイムズスクエアにて
その後、研修の目玉の一つであるブロードウェイミュージカル「ライオンキング」を鑑賞しました。ブロードウェイを夢見て世界中から一流のダンサーや歌手が集まるため、全てのレベルが桁違いで鳥肌が立つほどです。冒頭から迫力のある歌と踊り、演出に大感動、終始涙を流して感激している生徒もいました。勿論、全て英語ですが、リスニング力がついてきた生徒たちは、聞こえた単語をひろい意味を理解できたのではないでしょうか。なによりも、一流のものに触れられた経験は、彼女達にとって非常に大きなインパクトを与えたことと思います。
※ミンスコフシアター前にて
夜は、群馬県出身の社会人女性4名(不動産、人材育成、医師、人材会社)との食事を兼ねての交流会がありました。ニューヨークという世界の中心地で活躍している地元の先輩の話を聞くことはなかなかできません。この交流会はボストンで学んだこと・考えたこと・将来に対する思いを自分のなかでうまく昇華していくいい機会になると思います。4名の中には太田女子出身の先輩もおり、生徒達もとても楽しみにしていました。10 名ずつに分かれたテーブルではどこも盛り上がっておりました。海外へ出た理由、英語の勉強について、学部の選び方について、職業について、留学について等、たくさんの質問が出た
ので、予定していた時間を延長してお話しいただくことができました。そして、各テーブルからボランティアでゲストへお礼・感想を言ってもらい終了しました。ゲストの方々は、太田女子生徒の元気でそれぞれが自分の意見や思いをしっかり持っているところに驚かれていました。「海外に行く/行かないに関わらず、広い視野を持つことで選択肢の幅を大きくして、いつまでも好奇心旺盛に行動してほしい」というメッセージをいただきました。
今回の交流会で得たものを今後の進路にも生かしてもらえることを期待します。
※交流会中の様子
残すところ、明日が最後の研修となりました。ラストを飾るプログラムは太田女子生の為に特別にアレンジいただいた国連訪問です。非常に多くの生徒が楽しみにしています。
最後までトラブル等が起こらないよう、気を抜かずに走りぬきたいと思います。