【総合探究】東京探究ツアー実施R5.12.03

R5年12月3日、希望者による東京探究ツアーを行いました。

こちらは、三菱みらい育成財団による助成金を活用した企画です。

 午前中はマクセル・アクアパーク品川にて、午後は上野公園で国立科学博物館/東京国立博物館/上野動物園の中から自由に選択して見学をしました。

マクセルアクアパークでは、普段見ることのできないバックヤードを、飼育員の方に詳しく説明していただきながら、見学できました。

この経験を探究活動や自分の進路へ生かしていければと思います。

 

〈参加した生徒の感想(抜粋)〉

・水族館では、限りある資源をろ過して使用していたり、絶滅危惧種を保護していたりと、環境に配慮して環境を守っていることがわかった。生き物が飽きないようにおもちゃなどの刺激を与えたり、おやつをあげたりなど、生き物を飼育する責任が伝わった。また、科学博物館では地震がリアルタイムで見れたり、生物の進化の歴史が目に見えた。地球が出来てから46億年も経っているのに僅か1億年で人類が進化していることに改めて驚いた。大昔、地球が暑かった時に大雨が降って海ができたことから、過去の出来事から現在や未来を考えることができた。

・近年、檻を使った展示は少なくなっていると聞いていたが、数は少なかったものの存在はしている事が分かった。また、動物園では絶滅の危険性が高い生物の説明に絶滅危惧のレベルが表示されていたり、存続のためにどういった活動をしているかを説明するパネルが設置されていたりした。さらに動物医療センターが園内に存在し、動物の体調管理を徹底していることに驚いた。水族館と動物園で一部同じ生物の展示がされていたが、少し展示方法に差があるのが気になった。また、この生物はどうしてこんな行動をするのか、と疑問に感じたこともあったので調べてみたいと思った。今後は、展示される生物のストレスなどが健康に影響するのかなども探求の一環で調べてみたい。水族館と動物園のどちらも行ける貴重な体験が出来て良かった。大学進学への期待が高まり、動物と関わる仕事に就くために今後も頑張りたいと思えるツアーだった。

・私は今回のツアーを通して、ある特定の分野で自分の中で1つ、武器になるような知識をもつことの大切さを学びました。それを特に実感したのは水族館のバックヤードツアーと、イルカショーの時です。普通の人だったら知らないような知識を自分のものにし、誰かの興味関心に応えるために一生懸命働かれていた飼育員の方々はとても生き生きして見えました。