【探究】希望者講演会

R6年12月11日(水)13:30-15:00、本校図書室にて、探究希望者講演会を実施しました。

音楽学者(研究者)で作家でもある、青木慧様にご講演いただきました。

研究者になるまでの過程、研究者としての生活、研究内容などのお話や、研究者体験のワークショップも行っていただき、充実した時間を過ごすことができました。

【参加生徒・職員の感想】

〇正直江戸から未来のことが考えられるかなと思っていましたがこの講演会を通じて一つのものではなく様々な物を通すことによって先が見えるようになったり五感を使うことで広がったりと新しい感覚で聞く事ができ、自分の夢がまだ決まってないので今まで興味を持ったことまた今後楽しくできることを探して青木さんのように参考資料も少ない中でも探究心で何かを見つけられるようになりたいと思いました。ジェンダーについて探求しているので江戸の時の女性の立場や青木さんが危険な場所に踏み込んだねと言われた通り昔も今も性に関して問題があることに気付かされました。当時の遊郭の音を再現していたのもすごく情景が浮かびました。ありがとうございました。

〇文献資料や絵画等を通して何百年も前の歴史を知ることができるのはすごいと思いました。私は音楽がとても好きで、時折能楽であったりを聞くことがあります。ですがそのような伝統ある音楽が残されていることも研究者の人が調べたり、今の人が大切な歴史の記録として保存し語り継いでいるからなのだなと感じました。誰かの小さな疑問で、今につながる残すべき歴史を見つけることができるということを忘れず、自分の持つ疑問や興味関心というものを大切にしようと思いました。青木さんのこれからの研究や、様々な挑戦を応援しています、素敵な講演を本当にありがとうございました!!!

〇楽しい講演をありがとうございました。今、学校で学んでいる古典や歴史を直接的に使っている仕事の様子が知れて、学びは将来に繋がるんだと実感できました。自分が興味あることを楽しみながら、一生懸命に活動する姿はとてもかっこいいです。過去を知り、今に照らして、未来に繋げる、とても良いことだと思いました。

〇大変楽しい時間でした!研究者というキャリア(ルートや仕事内容)についても、ご専門分野についても、とってもわかりやすくお話いただくとともに協働で取り組むワークまで工夫していただき、最高です!

〇お話の後にワークショップをさせていただいたことがとても良かったです。(授業の参考にもなりました)第五章「未来のあなたへ」での5つの金言も心に残りました。「人生のすべてには意味がある」と考えれば、今の苦しみも乗り越えられますよね。マイナーなテーマに果敢に取り組んで「第1人者」として切り開いた先生の姿勢は、生徒にとても良い刺激を与えていただいたと思います。ありがとうございました。