2018アメリカ研修6日目報告

6日目 2018年7月20日(金)


 本日も太田女子生徒の元気と比例して雲一つない快晴、外で動くと流石に汗は出ますが、とても過ごしやすい気候が続いています。
 いよいよ、語学学校の授業も最終日。最初は緊張の連続であったと思いますが、あっという間の5日間でした。「今日は3回発言した」「次はもっと授業に参加する」「今日で最後だと思うと寂しい」という声があちこちで聞こえました。昨日できなかったことを今日達成する、それぞれが方法を考え行動する自主性や積極性も増しているように思います。戦苦していた英語に関しても、授業内容が理解できとても楽しくなる、留学生との会話も初日とは比較できないほど活発です。

■クラスメイトと


 午後のアクティビティは、でフィッシャーカレッジから地下鉄で20分程度の場所にあるCambridge Side Galleriaというショッピングモールに出かけました。前日まで、タイトなスケジュールをこなしていましたので、本日の比較的ゆったりとした時間に生徒達もリラックスしている様子。道中に、フィッシャーカレッジから徒歩5ほ分どに位置するCopley Square 周辺へ。ここはボストンの民間経済の中心とも言われ周辺にはお洒落な店が並ぶニューベリーストリート、興味のそそる雑貨屋さんも沢山あります。ニューイングランド地方No1の高さを誇るジョン・ハンコック・タワー、その隣には1877年に創設されたステンドグラス装飾が美しいトリニティーチャーチが混在し新旧の融合が素晴らしい場所でもあります。1895年に造られたアメリカ最古の公共図書館「ボストン公共図書館」もあります。今回は時間の関係上、中に入ることはできませんでしたが、興味のあるグループは明日の班別自主研修で訪れてほしいと思います。その後、Cambridge Side Galleriaへ。昨日同様、今回も現地解散、フィッシャーカレッジで再集合としました。自分たちの力だけでの移動は、大きな自信と達成感を生徒に与えているようです。この自由行動時も、タイムマネジメント・協調性・主体性が必要となります。昨日の失敗を本日活かしてくれると信じフィッシャーカレッジで待機。ほとんどのグループが時間内に帰宅、多少の遅れはあったものの、問題なく再集合することが出来ました。

■トリニティーチャーチにて


■Cambridge Side Galleria にて


 イブニングアクティビティでは今週末にフィッシャーカレッジを離れる太田女子生徒をはじめ他の留学生達と合同で Graduation Ceremony が行われました。1 人1 人に修了証と記念のT シャツが渡されます。生徒達はその T シャツにお世話になった語学学校のスタッフや、1 週間共に悲喜こもごものドラマを繰り広げた留学生たちとメッセージを書き合い、残り少ない僅かな時間を楽しんでいました。外見の様子からなかなか話しかけられなかった留学生たちに勇気を出してやっと声を掛けた生徒は「とても優しかった!」とコメント。先入観で判断せずトライ&エラーをする必要性を実感したようです。到着したばかりの頃は積極的になり切れず、悔しい思いをする生徒も多くいましたが、今夜は本当に多くの生徒が楽しそうに留学生や語学学校のスタッフ達と笑い合い、時には涙し、共に良い時間を過ごしていました。それぞれの努力と、太田女子というチームの結束力がこの素敵な時間・経験を創り上げたのだと思います。
以上、6 日目の報告書と致します。

 

■夕食時

■Graduation Ceremony