PTA係より

【PTA日記④】県PTA連合会総会、リアル開催~木山家の子育て方針に学ぶ!

 6月9日(金)梅雨の曇天広がる中、前橋市・ベイシア文化ホールにて群馬県高等学校PTA連合会及び保護者連絡会総会が開催されました。本校からは、加藤 裕新PTA会長、新本部役員の遠坂 淳子監事、校長と係職員の4名が参加しました。

 昨年まで数年続いた書面表決と異なり、今年度は会場に一堂に会しての開催。事業ならびに会計報告の他、今年度の計画や予算案が順当に承認されました。

 今年度の目玉は、その後行われた講演会。講師は歌手の木山 裕策氏です。甲状腺がん・サバイバーとしての経歴も持つ木山氏が、4人の男子の父としてどのように子育てに参画してきたのか、『子育てで深めよう!家族の絆~コロナ禍で見つめ直したコミュニケーションの力~』と題してご自身の経験をお話くださいました。

 木山流子育ての極意は「どんな時代でも強くたくましく生きていける人に育てること」。そのためには「子どもに考えさせる」を信念に、家族でとにかくたくさん話す!=日々のトークタイムを重視したとのこと。もともとご夫婦でお茶しながらの対話が豊富だった木山家では、次第に子どもたちも会話に加わり家族の団らんが充実したのだとか。もちろん、思春期のアノ〔だんまり期〕もあったそうです。会話の時間確保のために、夫婦間のワーク・ライフバランスも見直したりと、歌手-主夫-父の役割をその時に応じて工夫して担ってきたとのお話でした。

 示唆多い講演のあとはなんと!おなじみの代表曲『Home』を含む5曲の歌唱を披露してくださった木山氏。生の美声に酔いしれつつ、楽しく学び多い講演会となりました。

会場のベイシア文化ホール